新型コロナウイルス

新型コロナウイルスで飢餓人口が2倍に 国連予測

国連は、新型コロナウイルスの流行で飢餓人口が倍増し、経済危機につながると予測している。ロイターが報じた。国連は飢餓人口が、現時点の1億3500万人から2億6500万人超になる恐れがあると指摘している。
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国連の世界食料計画(WFP)の上級エコノミストで、調査・評価・モニタリングの担当責任者のアリフ・フセイン氏は「私たちはこの問題を一緒に解決する必要がある。そうしなければこの代償(危機)が高くなりすぎるからだ。多くの人が死に、収入が減る人が続出するだろう」と述べている。

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フセイン氏は、今、国連の支援プログラムには100〜120億ドル(約1兆0777億〜1兆2900億円)が必要だと述べた。また2019年には、同プログラムに史上最高額の83億ドル(約8940億円)が調達された。今後数ヶ月の間に、WFPは困窮している人を救済するための食糧備蓄を準備する予定。

先にトランプ米大統領は世界保健機関(WHO)への資金拠出を停止すると発表した。トランプ氏は、WHOは「基本的な義務を果たさなかった。責任を負わなければならない」と述べた。

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