新型コロナウイルス

殴りかかり噛みつく:スペインの市長、隔離中に飲酒運転で逮捕

スペイン・カタルーニャ州のバダロナ市長、アレックス・パストール氏は隔離中に飲酒運転で逮捕され辞職した。ルーベン・ギハロ副市長によると、パストール氏は一晩を警察で過ごした後、弁護士を通じて辞職願を提出したという。
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「エル・パイス」紙によると、パストール氏は4月21日夜にバルセロナ市中心部で拘束。明らかに泥酔状態であったにもかかわらず運転をしており、調べを拒否した。警察関係者によると、同氏は興奮状態にあり、叫び声を出したり、殴りかかる様子を見せ、警察官の1人に噛みついたという。

副市長はパストール氏の文書を記者会見で読み上げ、それによると、公務の疲れから健康状態および精神状態に問題が生じるようになり、「非常に残念に思い、今では後悔している」行動に出たという。

統計ウエブサイト「Worldometer」によると、スペインはコロナウイルス感染者数で米国に次ぎ世界2位。計20万4000人以上の感染が確認されている。

スペインでは外出禁止令は非常に厳しく行われており、市民は知恵を絞り、なんとか外に出る方策を探ろうと四苦八苦している。スペインの現在の日常については、地元のスプートニク特派員の記事をお読みください。

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