「カム24」によれば、クリュチェフスカヤ火山は2019年11月1日から活動が活発化している。
2020年4月18日以降は火口から南東方向に向かってマグマの流出が確認されている。
4月20日には火山活動の専門家チームが現地に派遣され、マグマの流出状況を確認している。
クリュチェフスカヤ火山のふもとにある観測所で専門家チームを率いるユーリー・デミャンチュク氏によれば、火口付近で崩落が発生したことにより、その個所からおよそ500メートルに渡ってマグマの流出が続いている模様。マグマの流出量は低下しているものの、依然として流出は続いている。
デミャンチュク氏によれば、21日には火口から400~500メートル降りた付近でもマグマの流出が確認され、マグマは400メートルに渡って流出した模様。
クリュチェフスカヤ火山では2016年にもマグマの流出が確認されていた。クリュチェフスカヤ山は、ユーラシア大陸にある活火山の中で最高峰。最も近い集落は火山から30キロに位置するクリュチ村。
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