新型コロナウイルス

フェイスブック社 ズームに対抗、ビデオ通話サービス

米交流サイト大手フェイスブックは、最大50人が参加できるビデオ通話サービス「メッセンジャールーム」を開始する。新型コロナウイルスにともなう隔離体制やリモートワークのツールとしてZoom(ズーム)に対抗する。フェイスブックのビデオ通話サービスについて、フォーブスと「ザ・ヴァージ」が取り上げている。
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「メッセンジャールーム」は最大50人が参加できるビデオ会議システムで、フェイスブックのアカウントを持っていなくても参加が可能。ただしビデオ会議はフェイスブックかメッセンジャーから開始されなくてはならない。この機能は今後、インスタグラム、ワッツアップ(WhatsApp)、ポータルでも使用可能になるという。

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「メッセンジャールーム」サービスは当面、少数の参加可能人数から始めていくが、徐々に人数を増やし、最大50人のキャパシティを目指す。

同サービスでは「ルーム」作成者に自動的にリンクが与えられ、そのリンクを使って他の参加者が招待される。またルーム作成者は自身の判断で参加者を削除することができる。

「メッセンジャールーム」は無料で、利用時間の制限はない。

4月4日、ビデオ会議アプリZoomで録画された数千件の動画がオープンソースで視聴可能な状態になって、職場の会議や学校の授業、個人の会話などがユーチューブやVimeoなどの動画プラットフォームにアップロードされた

その後、セイバーセキュリティー企業Cybleはハッカー向けの闇市場フォーラムでオンライン会議用ソフトウエアの「Zoom」のサーバーの50万件を超すアカウントが売買されていることを突きとめた。

現在、Zoomはセキュリティー上の問題に関する批判が多い。

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