新型コロナウイルス

抗体があってもコロナ免疫を保証するわけではない=WHO

世界保健機関(WHO)は、一度コロナウイルスに罹患した人が再感染を防げるという証拠は現時点ではなく、抗体ができていたとしても保証にはならない、との見解を示した。
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WHOは報告の中で、何らかの「すでに感染し、現在はリスクゾーンの外にいる」という証明書を発行すれば、反対に感染拡大が加速化する可能性があるとした。一度罹ったので二度と感染しない、という自信がリスクを招くからだ。

WHOはまた、抗体検査が常に信頼できる結果を出すわけではない、と注意を促した。つまり、実際には抗体がないのにあると出るケース、逆に抗体がないという結果でも実際には生成されているケースがあるという。

WHOはこれより前、調査結果から、今のところコロナウイルス抗体の保有者は人口の2-3%に満たない可能性があると発表していた。

一方でスウェーデンは集団免疫を狙い、国民の6割が感染しないことを期待している。

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