緩和措置の対象は14歳までの子ども。現在、この年齢の子どもたちは毎日朝9時から夜の9時までの間で1時間外出することができる。その際、大人の同伴が必要となる。14歳以上の子どもたちはこれまで通り両親の要請に応じる場合に外出することができるが、しかし、大人のように単に散歩するために外出することはできない。
スペインのサルバドール・イリャ保健相によれば、この緩和措置は、新型コロナウイルスの感染者数が再び増加し始めた場合、中止される可能性がある。
スペインでは子どもたちも3月14日の深夜以降、厳格な自己隔離が求められていた。国内の全住民は特別に必要な場合を除き、外出が禁止されている。スペインの国民たちがどのように自己隔離期間を送っているかについては、「スプートニク」の記事をご覧ください。
これに先立ち、スペインのペドロ・サンチェス首相は、新型コロナウイルスの感染者および死亡者の減少傾向が続くという肯定的な状況のもとで、5月2日から国内の成人に対し散歩を許可することを表明した。
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