新型コロナウイルス

ロシア最大の修道院 修道士見習いがコロナウイルス陽性を苦に焼身自殺

モスクワ郊外にある至聖三者聖セルギイ大修道院(セルギエフ・ポサード市)のドミートリィ・ペリペンコ修道士見習いがコロナウイルス感染症の疑いで入院し、精神疾患を患った経験もある同見習いは自殺を図った。同見習いの命を救うことはできなかった。同市公式HPで発表された。
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コロナウイルス検査で陽性が明らかになったペリペンコ修道士見習いは4月23日から24日の夜にかけて、結果の文書を燃やし、病棟の窓から出て敷地内の教会に向かった。同教会の前でランプオイルを自身にかけ、焼身自殺を図った。

ペリペンコ修道士見習いは全身の9割に火傷を負い、医師団は2日間救命に当たったが救うことはできなかった。

同見習いの行動理由として、心の病があったと推測されている。修道院に入る前の2年間、精神病院で治療を受けていたことが確認された。修道院では同見習いの精神疾患については把握していなかった。

一方でセルギエフ・ポサード市行政府の広報は、至聖三者聖セルギイ大修道院内で37人がコロナウイルスに感染したことを発表した。一部は修道院内で治療を受けており、残りは入院している。そのほか、同修道院内にあるモスクワ神学アカデミーではコロナウイルス感染者が52人確認され、そのうち9人が入院中という。

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