ロスコスモス社は「小惑星が通過する際の地球との最短距離は約600万キロメートル(地球と月の距離の20倍)であり、接近による何らかの影響という噂には何の根拠もない」としている。
ロスコスモス社は、比較的大型の宇宙物体(直径1キロメートル以上)の軌道は十分に追跡・観察されており、小惑星「1998 OR2」も例外ではないと強調。
これより前、ニュースサイト「Space.com」は「1998 OR2」の直径は1.8-4.1キロメートルで、モスクワ時間4月29日12時56分に地球と接近する際の最短距離は630万キロメートルだと報じた。同省惑星の端は荒く削り取られたピラミッドに似ており、その様子は電波望遠鏡の情報をコンピュータ処理した画像で確認することができる。
明日29日、地球と小惑星が最接近 危険や影響などなし
© 写真 : Arecibo Observatory / NASA / NSF