新型コロナウイルス

日産自動車 11年ぶりの大幅赤字

日産自動車は年間営業損益の公表を前に、11年ぶりの大幅な赤字となりそうだと発表した。ロイター通信が報じている。
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日産は、今年2020年2月の時点で出した予測では、営業損益は850億円のもうけをみこんでいたが、28日、450億円の赤字となったことを明らかにした。

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日産は純損益を650億円の黒字とみこんでいたものの、結果として950億円の赤字となった。日産はこの悪化の主な原因をコロナウイルスのパンデミック状況によるものと説明している。

日産が過去最悪の業績を経験したのは2008年のリーマンショックによる金融危機の際。赤字は1379億円にまで膨らんだ。

3月、5月までに再編計画を公表すると日産が発表していたが、発表は5月28日に先延ばしされた。

これより前、日産はパンデミックを理由におよそ1万5000人の社員に休暇を出すことを明らかにしていた。

3月には日産はコロナウイルスによる需要後退で英国にある工場の操業一時停止を発表していた。

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