マルタ騎士団総長、死去

4月29日未明ローマで、マルタ騎士団(ロドス及びマルタにおけるエルサレムの聖ヨハネ病院独立騎士修道会)のジャコモ・ダッラ・トーレ・テンピオ・デ・サンギネット総長が死去した。75歳だった。
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マルタ騎士団によると、総長は不治の病にかかり、数か月間に診断を受けていたという。

マルタ騎士団はキリスト教カトリックの騎士修道会で、1048年に設立。現在は国土を有していないがイタリアとマルタ島を従来の領土としており、本部をローマに置く。バチカンから一定の自治権を得ており、主権実体として認められている。国連と欧州評議会にオブザーバーとして参加、独自の自動車ナンバーを発行し、100ヶ国以上と外交関係を維持している。

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