米海軍の駆逐艦、南シナ海で「航行の自由作戦」 2日連続

米海軍第7艦隊は29日、中国が領有権を主張する南シナ海のスプラトリー(南沙)諸島の近くをミサイル巡洋艦「バンカーヒル」が航行したと発表した。時事通信が伝えた。
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米海軍第7艦隊は、中国の過剰な権益の主張に対抗する航行の自由作戦を2日連続で行った。28日にミサイル駆逐艦「バリー」はパラセル(西沙)諸島付近の海域を航行したという。

中国は、パラセル(西沙)諸島やスプラトリー(南沙)諸島、黄岩島(スカボロー礁)を巡って、ブルネイやベトナム、マレーシア、フィリピンと領土紛争を行っている。2013年末以降、中国政府はこれらの島々で、人工島の建設やこれらの地域の拡張・開発に関する大規模な治水・建設作業を行っている。米国と日本は、海軍基地や軍用飛行場への変化を含む軍事目的で利用される可能性がある陸地の区画を中国が形成しているとして非難している。

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