しかし、現在、米国議会の議員らは、とにかく医療用マスクを着けて議会に出席するようになった。しかし、全体的に判断すると、マスクはどう着けるべきか、何のためにマスクを着けるのか、彼らの全員が理解しているわけではないようだ。
有名なコラムニストのアレックス・トーマス氏は、すでにネット上でたくさんの笑いを呼び起こしたマスクをした米国政治家らの写真を自身のツイッターに投稿した。たとえば、共和党のドン・ベイヤー議員は4月の終わりに自作のマスクをして議会に出席した。そのマスクはまるでストッキングのようで、それで鼻だけを覆っていた。また、同僚のアンジー・グリン議員は反対に口だけを覆っていた。
共和党のドン・ベイヤー議員
ジミー・ゴメス議員は1度に2枚のマスクを着けた。
アンジー・クレイグ議員は口だけで鼻を覆っていなかった。
ステニー・ホイヤー議員はマスクをして話そうともしなかった。
「ベストマスク」の称号はパット・コンロイ議員に与えられた。同議員は「多いほど信頼も高い」という考えを実践しているようだ。
マイク・ペンス副大統領は、医療機関を訪問する際でもマスクをつけないと決めた。
しかし、米国の政治家たちはそれでも南アフリカのシリル・ラマポーザ大統領には遠く及ばない。同大統領はカメラの前でマスクを正しく着けることができず、そのことがネットで新しいフラッシュボムを引き起こすこととなった。