フィギュア特集

「メドベージェワ選手への攻撃を止めて」 ロシア在住ファンが嘆願書をまとめる

ロシアのフィギュアスケーター、エフゲニア・メドベージェワ選手(20)が日本で外出自粛を守らなかったとして同選手が誹謗中傷されていることに対し、ロシア在住ファンはそれを止めさせるよう嘆願書をまとめた。
この記事をSputnikで読む

4月末、日本のフィギュアファンはSNSで、メドベージェワ選手が日本滞在中に練習を続け、外出自粛に従っていないとの批判を展開し始めた。同選手の行動は批判の対象になるだけでなく、在日ロシア大使館に対して同選手を日本から出国させるよう求める声もあった。

メドベージェワ選手「新スポーツを考えよう」 ファンに呼びかけ
今回、メドベージェワ選手を守る嘆願書をまとめたロシア在住ファンの一部は、同選手の外出自粛中の行動をめぐる情報は偽りであり、裏付けがされていないと主張している。

「現在、日本全国のスケートリンクは閉鎖されており、エフゲニア(メドベージェワ選手)も含め、選手がリンクで練習を行っているという情報は一切ない。日本では外出禁止令として効力があるものではない。一部ネットユーザーが掲げるエフゲニアに対するすべての苦情(の内容)は偽りであり、文書で確認されているものではない。」

嘆願書をまとめたロシア在住ファンは、メディアに対してメドベージェワ選手への攻撃を止めるよう求めている。この件に関するニュースが配信されることで、同選手の尊厳が傷つけられると考えている。現時点で嘆願書には769人が署名している。

4月1日、メドベージェワ選手はアイスショー「プリズム・オン・アイス」出演のためカナダから日本に入国。同ショーは後日、コロナウイルスの影響で延期が決定された。


このほかのフィギュアスケートに関するニュース、写真、インタビュー等はスプートニクの特設ページをご覧ください。

コメント