新型コロナウイルス

ニューヨーク州 50憶ドルの医療物資を購入へ=州知事

新型コロナウイルスの感染爆発が発生したニューヨーク州では24時間当たりの死者が3日連続で300人を下回っている。アンドリュー・クオモ知事はさらなる対策として、近隣の6州と共同で50憶ドルの医療物資を備蓄として購入する考えを明らかにした。
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クオモ知事によれば、ニューヨーク州では24時間の間に280人の死亡が確認された。

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クオモ知事は「依然として懸念を呼ぶ数値」としつつ、新たな死者数は減少傾向にあるとした(26日―337人、27日-335人、28日-330人、29日―306人、30日―289人、5月1日―299人)。死者数は最も多い時期で700人台で推移していた。​

また、同州では入院患者数も減少を続けており、現時点で9786人が病院で治療を受けている。

ニューヨークは米国における新型コロナウイルス感染拡大のホットスポットになっている。州政府の発表によれば、州内ではこれまで1万8909人の死亡が確認されている。

また3日の会見でクオモ知事は医療機器や人工呼吸器、検査キットの購入費として50憶ドルを拠出する考えを明らかにした。これにより各病院は90日分の備蓄を確保することが可能となる。

クオモ知事は近隣の6州(ニュージャージー州、コネティカット州、ペンシルバニア州、デラウェア州、ロードアイランド州、マサチューセッツ州)とコンソーシアムを構成し、50憶ドル相当の医療物資を購入する。

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