新型コロナウイルス

新型コロナ 「中国は恐ろしい過ちを犯した」=トランプ大統領

トランプ大統領は3日、フォックスニュースの取材に応じた中で、中国政府が新型コロナウイルスの対応で「恐ろしい過ちを犯した」と発言し、中国に対する批判的姿勢を改めて強調した。
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トランプ大統領はフォックスニュースの取材に応じた中で、「彼ら(中国政府:スプートニク編集部)は恐ろしい過ちを犯し、それを認めようとはしない」と発言。米国の専門家らが視察のため入国許可を申請したが、拒否されたという。さらに中国政府は世界保健機関(WHO)の調査も拒否している。トランプ大統領は中国が「過ちを犯し、それを隠ぺい、火消しに急いでいる」として、不信感をあらわにした。

中国の新型コロナ情報隠ぺい 医療物資確保の時間稼ぎが目的か

なお、トランプ大統領によれば、政府と関連省庁は特定薬品の使用許可も含め、ワクチンの使用許可に必要な承認手続きを「可能な限り早急に」進めているという。これにより2020年の年末にはワクチンが完成するとした。

米、豪、ニュージーランド、カナダ、英の諜報協定(UKUSA協定)報告書では、中国当局が医師に対しウイルスの存在について沈黙を強要、研究室の生体資料を廃棄し、国外のワクチン開発専門家へのサンプル提供を拒んだとされている。

「フォックスニュース」テレビは「ゼロ番目の患者となったのは武漢ウイルス研究所職員だ」としているが、中国はこの情報を否定している。同研究所の研究者らによると、今日の時点でSARS-CoV-2に類似した人工ウイルスを作るには知識が不十分だという。

ジョンズ・ホプキンズ大学によれば、米国における新型コロナウイルスの感染者数は115万人7687人、そのうち6万7674人の死亡が確認されている。先にトランプ大統領は国内の死者を最大で20万人と推定していたところ、6万人程度に落ち着くとの見方を示していた。

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