新型コロナウイルス

5月末の大相撲夏場所は中止 緊急事態宣言の延長で

日本相撲協会は4日、緊急事態宣言の延長が決定したことを受けて、24日に初日を予定していた大相撲夏場所の中止を決定した。NHKが報じた。
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日本政府は4日、緊急事態の対象地域を全国としたまま、5月31日までの延長を決定した。これを受け、同協会の理事会は夏場所の開催中止を決めた。

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同協会によると、7月開催の名古屋場所の日程は変更しない。しかし、大人数の力士らの移動と長期滞在を避けるために会場を名古屋から東京の国技館に変更し、7月19日〜8月2日の間、無観客で開催する。さらに、開催の見通しが立たないことから、9月の秋場所後に予定していた秋巡業の中止も決定した。

日本相撲協会の八角理事長は「楽しみにしているファンの皆様には、相撲を見せられる日が先になってしまい、大変残念に思います。力士をはじめとする協会員一同、今後も皆様と同様に、一生懸命、新型コロナウイルスの感染予防に努めていきます」と述べた。

角界でも高田川親方、十両の白鷹山など7人の感染が明らかになっている。また、力士は体をぶつけ合う稽古を自粛しており、次の場所に向けて十分な稽古ができている状況ではないという。

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