支援金を募るイベントを提唱した欧州委員会のフォン・デア・ライエン委員長は、世界中から集まった支援金は団結とヒューマニズムを与えるが、将来的にはもっと多くの支援が必要になると語った。
欧州委員会はワクチン開発に10億ドルを拠出、ノルウェーも同額。フランス、サウジアラビア、ドイツはそれぞれ5000万ユーロ、日本は8億ドル超の支援を表明した。
EUによると支援金の用途としては、44億ドルがワクチン開発、約20億ドルは治療方法の探求、16億ドルが検査キット製造になるという。
欧州委員会委員長は5月4日を、世界連携を背景にしたコロナウイルス対策の「ターニングポイント」と位置付けた。
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