デイリー・メールによると、テイラーさんが入院したコルチェスター病院のスタッフは、テイラーさんの家族に最悪の事態に備えるよう伝えた。テイラーさんは人工的な昏睡状態に置かれ、その後1か月にわたって人工呼吸器が装着された。意識を取り戻したとき、テイラーさんは右手の感覚がなく、話すこともできなかった。
医師らは、テイラーさんは脳卒中を2回発症し、その直前には血液中毒と心停止が起こっていたことを明らかにした。
医師らはテイラーさんが立てるようになることはないと考えていたため、その回復は奇跡とみなされている。
退院の日、テイラーさんは歩いて病院から出た。医師たちはテイラーさんに拍手をおくった。テイラーさんは末息子の誕生日のお祝いに間に合ったという。
なお、さらなる回復にはまだ長い時間がかかるとされる。
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