新型コロナウイルス

サンフランシスコ市がホームレスらをホテル滞在 酒、麻薬を与えて「街をうろつかないで」

米サンフランシスコ市政府はコロナウイルスのパンデミック状況の中でホームレスが街をうろつかないよう、こうした270人に滞在先としてホテルを提供し、アルコール、たばこ、医療大麻を供給している。ニューヨークポスト紙が報じた。
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サンフランシスコ市健康保健課のジャンナ・レイン課長はこう説明している。

「家にいて」という呼びかけに対し 行き場がない人は?
「彼らを表に出ていかせないためにサンフランシスコは最高のヘルプをほどこしている。『君たちがこれらの物(酒、たばこ、麻薬)を手に入れようと通りに出ていかないために出来る限りを尽くそう』というわけだ」

今やサンフランシスコのホテルにはコロナウイルスの感染が確認、またはその兆候がみとめられたホームレスの人が270人滞在しており、そのうちアルコール中毒者は43人。パンデミック状況でもホームレスには自宅隔離を行う場がないため、市が一時的な住処を提供し、たばこ、ニコチン、医療大麻は「依存症コントロールのために」与えられている。

同課はこうした措置について、あくまで害を最小化するという市の政策の一環であり、市民の血税はこれには使われていないと説明している。

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