現地時間で10日の夜、クラスノゴルスク地区の養護施設で火災が発生したとの通報が消防に入った。通報を受けて91人の消防員が消防車28台で現場に駆けつけて消火活動にあたり、11日の1時9分(日本時間で7時9分)に火は完全に消し止められた。
火災が発生した養護施設では当直の職員8名を含め、計36人が滞在していた模様。消防が駆けつけるまでに18人が自力で養護施設から避難していた。駆けつけた消防は9人を救出したほか、9人の死亡を確認した。警察は火事の原因を入居者による火の不始末と見て調査を進めている。
病院では現在、9人が病院で治療を受けており、そのうち6人は重体のため集中治療室に搬送された。
その後の調査で火災があった養護施設は一般の民家として登録されており、営業許可を得ていなかったことが明らかになった。
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