ペルー マチュピチュなど無料公開 観光活性化を狙い

ペルー政府は今年後半、クスコ南部のマチュピチュ神殿や他の遺跡、自然保護地域を旅行者に無料公開する。新型コロナウイルスで打撃を受けた観光の活性化を狙うという。
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政府は「COVID-19による保健分野における緊急事態の一環で、観光再活性化・経済発展策として、国籍に関わらず国家公務員、児童、未成年、高齢者に対し、国の管理・保護下にある遺跡、博物館、史跡、自然保護区の入場を無料にする」と発表した。

入場無料期間は2020年7月1日から12月31日までだが、これらを訪問する際には新たに設けられる健康管理規則に従うことが条件となる。

遺跡のほか、アマゾンのタンボパット、パカヤ・サミリヤなどの保護区、マヌー国立公園などが無料入場の対象になっている。

ペルーではこれまで計6万8822人にコロナウイルス感染が確認され、そのうち1961人が死亡している。

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