新型コロナウイルス

モスクワ地下鉄に「マスクを着用した」列車が登場

モスクワ地下鉄に、車体にマスクが描かれた車両が登場した。通信社「モスクワ」が、モスクワ運輸当局を引用して報じた。
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「マスクを着用した車両」は、公共交通機関でマスクと手袋の着用が義務化された12日にデビューした。同車両は環状線(5号線)で運行される。

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運輸当局は「5月12日から乗客だけでなく列車全体もマスクをします!私たちの列車からインスピレーションを得て外出の際にはマスクと手袋の着用を忘れないでください」と発表した。

先に、モスクワ地下鉄のすべての駅でマスクと手袋の販売が始まったと報じられた。地下鉄内には、個人用保護具の販売拠点がすでに966ヵ所存在している。

モスクワでは5月12日からマスクと手袋の着用が義務化された。店舗や職場でマスクや手袋を着用していなかった場合、罰金が科される可能性がある。


ロシアで新型コロナウイルス

ロシアで新型コロナウイルス感染者が初めて確認されたのは1月3 1日で、中国籍2人だった。 その後初期のコロナウイルス対策がとられた。 湖北省とその中心地である武漢市からロシア国民を避難させ、 ロシア到着後は14日間の隔離状態に置いた。その後、ロシア・ 中国間のビザなし渡航は停止となり、中国との航空・ 鉄道輸送も制限された。集団行事は中止され、文化・ スポーツ施設は閉鎖、学校や大学では長期休暇が延長され、 その後オンライン授業へと移行した。3月30日にはロシア全国で 自主隔離体制となった。 特別な用事がなければ自宅を出ることが禁止されている。 例外は治安機関、医療、食品・医薬品供給、 社会インフラの関係者。 自主隔離の違反者は処罰の対象になる非常事態宣言はまだ発令され ていない。


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