アフガン首都の病院が襲撃 新生児も犠牲に【動画】

アフガニスタン内務省は首都カブールの病院が武力攻撃を受けたことを明らかにした。犠牲者の中には新生児も複数含まれている。東部のナンガルハール州でも爆発が起きている。イスラム原理主義組織「タリバン」は関与を否定している。
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攻撃が行われたのは5月12日。まず病院の入り口で自爆犯よる爆破が起きた後、病院の建物に武装戦闘員らがなだれ込んだ。医療者の一部のみが避難に成功している。

​病院内には、国際NGO「国境なき医師団」からの支援を受けている産院病棟があり、襲撃で新生児2人を含む13人が殺害された。

襲撃のあった日の朝、アフガニスタンにおける「国境なき医師団」のアカウントのツィッターには帝王切開で生まれたばかりの新生児の写真が掲載されていた。

​そのツィッターから5時間後に病院は攻撃を受けた。

ロイター通信によれば、同日12日、ナンガルハール州で行われた警察署の司令官の葬儀でも自爆犯による爆発が起き、少なくとも24人が死亡、68人の負傷者が出ている。

​この2つの事件に関してタリバンは関与を否定する声明を表した。

​地元のニュースポータル「トロニュース」によれば、同国のガニ大統領はこれらの事件を受けて、軍へ防衛から攻撃に転じ、タリバンへの攻撃再開を命じた。

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