フィリピン 台風で30万人以上が避難

フィリピンに台風1号(フィリピン名:アンボ)が上陸した。当局はビコール地方で30万人以上を避難させた。国営フィリピン通信(PNA)が警察を引用して報じた。
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台風1号は14日、サマール島東部のサンポリカルポに上陸した。台風は最大瞬間風速が毎秒40メートルから50メートルに達する強風や大雨をもたらした。

台風はその後、北サマール州に到達し、15日にかけての深夜、ルソン島南部のビコール地方を襲った。

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ビコール地方では合わせて6万1106世帯(30万人以上)が避難した。住民たちは2332ヵ所の避難所に収容された。避難者が最も多かったのはソルソゴン州で14万1275人だった。

台風による犠牲者については報じられていない。

なおフィリピンでは新型コロナウイルスの感染拡大によって導入された制限措置が状況を複雑にしている。フィリピン保健省は地方当局に対し、避難した人々は互いに少なくとも1メートルの距離を保たなければならないと警告した。

先に、本来は新型コロナウイルスの患者を対象としていた隔離室に避難者の一部を収容すると報じられた。

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