新型コロナウイルス

モスクワ 新型コロナにより75人死亡 「理想にはまだ遠い」=市長

モスクワ市では5月19日、新型コロナウイルスの感染により新た75人の死亡が確認された。死者の多くは基礎疾患があった模様。新型コロナウイルス対策本部の最新発表で明らかになった。
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対策本部の発表によれば、モスクワ市で新たに死亡が確認された75人の多くには基礎疾患があったという。これで新型コロナウイルスの感染によるモスクワ市の死者は合わせて1726人に達した。

「最悪の事態はこれから」 パンデミックの新たな火種はここだ

モスクワ市では12日から製造業や建設業に限り企業活動の再開が認められたことから、公共交通機関の利用率が急速に上昇しており、更なる感染拡大の引き金とならないか、政府はにらみを利かせている。

モスクワ市のセルゲイ・ソビャーニン市長によれば、一週間の間に公共交通機関の利用客は100万人近く増加したという。ソビャニン市長は市内の状況について、「実情はそれほど容易でなく理想にはまだ遠い」として、市民に対する外出規制を引き続き継続する意向を示した。

ロシアで新型コロナウイルスの新たな感染者数は過去24時間で9263人に達し、国内の感染者数は累計29万9941人となった。死者は115人増え、計2837人となった。国内でPCR検査の実施回数は730万件に達している。

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