新型コロナウイルス

ニューヨーク・タイムズ紙 研究者が指摘 米国政府は新型コロナによる死亡から5万4000人を救えた

米国の研究者らは、2週間早く衛生措置を講じていたなら、米国政府は新型コロナウイルスの感染から約5万4000人の死亡を予防することができたと考えている。ニューヨーク・タイムズ紙が報じた。
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感染症専門医のジェフリー・シェイマン氏を責任者とするコロンビア大学の研究者らは、新型コロナウイルスの感染防止のため米国内で実施された規制措置効果を評価することができるとするコンピューターモデルを開発した。

このモデルを活用することで、研究者らは、2週間早く規制が導入されていたなら、5万4000人の死亡を予防できたと考えている。

シェイマン氏は、「拡大段階でのわずかな時間が死亡者数の減少という観点ではもっとも重要な役割を果たす」と強調する。

また、研究者らは、急激な死亡者数の増加を招くおそれがあることから、衛生上の規制の解除はまだ早いということを政府に警告している。

現在、米国では新型ウイルスの感染者数が150万人を超えている。

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