ぎょしゃ座のAB星は地球から520光年離れている。新しい惑星はガスを「蹴り散らし」ながら、周囲に湖上に浮かぶボートのような痕跡を描くことから、ガスと塵から出来た渦巻構造は「生まれたての惑星が存在するシグナル」とされる。こうした惑星は中心となる星の周りを回転し、渦巻の円盤の形を描く。
現在、ESOはVLTよりさらに大型で最新鋭の欧州超大型望遠鏡(European Extremely Large Telescope)を建造中。これが完成すればさらに詳しい映像が得られる。
VLT によって鉄の雨が降る様子や、海王星の超鮮明な画像、地球の近くを飛行するバイナリ小惑星の撮影に成功し、地球から最も離れた場所にある酸素の痕跡がわかり、「神の顔」と呼ばれる銀河(NGC 1316)の新たな鮮明画像がとらえられた。
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