この名称は、2018年に亡くなったNASAの初代天文主任を務め、初の女性幹部だったナンシー・グレース・ローマン博士にちなんだもの。ローマン博士は、ハッブル宇宙望遠鏡の開発に尽力したことから「ハッブルの母」と呼ばれる天文学者。
ローマン宇宙望遠鏡は、1990年の打ち上げから現在に至るまで観測を続けているハッブル宇宙望遠鏡の後続機として開発されている。
ローマン宇宙望遠鏡は、ハッブル望遠鏡の100倍の視野を持つ。打ち上げ後には数億個の銀河の内部を観測し、千単位の新惑星の発見を目指す他、その存在が謎とされているダークエネルギーの調査を行う。
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