三菱重工 開発の遅れから国産ジェット計画を大幅変更

国産初のジェット旅客機「三菱スペースジェット」の開発に取り組むは三菱重工は、開発の遅れから業績に影響が生じたことなどを理由に計画を大幅に見直す方針を決定した。NHKが報じた。
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この方針から、すでに飛行テストを実施している90席タイプは量産が先送りされ、主力として期待されていた70席タイプは当面開発を見合わせることになる。

三菱重工はジェット旅客機の開発の遅れから3月期決算で多額の損失が計上され、事業損益が20年ぶりに赤字となった。こうした状況から、同社は今年度の開発費を従来の約半分の600億円に減らしていた。また、新型コロナウイルスの影響から今後の航空機の需要も不透明になっている。

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