中和抗体はコロナウイルスの治療に効果大と大きな期待が寄せられている。こうした抗体は健康な人のための「一時的なワクチン」としても用いることができる。
実験では、コロナウイルスに感染した人から得られたプラズマからСА1とСВ6の2個のモノクローナル抗体の分離と、その特質の解明に成功した。
抗体の特質が判明している場合、実験室という条件下でこれを検査用にも薬剤用にも用いることができる。
研究はJunshi Biosciences社が中国科学院の微生物研究所の科学者と合同で行った。
臨床実験は第2四半期に行われることになっている。
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