欧州委員会は13日、EU加盟国が旅行制限の段階的な緩和と観光事業の回復に向けたガイドラインを発表。それによると、欧州疾病予防管理センターに感染レベルの改善が認められ、感染予防策が取られているエリアに限って旅行が許可される。また、交通機関の利用に関しては、旅行者と乗務員双方の感染予防を徹底することが求められている。
欧州諸国のうち国境を開けることが分かっているのは、ポルトガル、ギリシャ、スペイン、イタリア。これらの国々は6月あるいは7月から国際便を再開し、海外からの旅行者を受け入れると発表している。
一方、アイスランド、スウェーデン、オランダの国境は開いているが、入国後14日間の自己隔離や、健康状態の申告を義務付けている。