SNSで人も羨むゴージャスな写真 これが元でお縄となった米夫婦【写真】

ラスベガスに住むラチシャとチモシー・ヘロンは2018年に結婚した。一件、身持ちの良いようにみえるこの夫婦。高齢者などへの医療サービス、同伴サービスを仕事としていたはずだが、この「お仕事」はなんと、詐欺行為の隠れ蓑に過ぎなかった。
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インサイダー紙によれば、数か所の医療組織にあらかじめ登録したふたりは、インターネットで死亡記事を探しては、国立の基金に自分らは死者に生前、医療サービスを行っていたと報告し、国からの補償金を受け取っていた。この詐欺行為でせしめた金をふたりは贅沢三昧のゴージャスな生活に投じていた。

ヘロン夫婦は自分らが編み出した狡猾なスキームで数年間稼ぎまくったが、これが功を奏したのも自慢の虫が騒ぎ出すまでのことだった。贅沢を満喫している姿をみんなに見せたい!という欲求がもたげ、慎重さを欠いてしまったふたりは、個人用セスナ機、豪勢な邸宅、旅行、レストランに宝飾品の数々を撮影した写真をSNSで公開してしまった。

公開された写真を不審に思った警察は密かに捜査を開始。その結果、ふたりの違法行為が発覚した。

取り調べの結果、ラチシャにもチモシーにも前歴があることが判明した。米法務省の保管する調書によれば2017年から2019年の間、ふたりが米政府からせしめた「補償金」額は1300万ドルを超える。この先ふたりを待ち受けているのは裁判への出廷と財産没収だ。

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