菅官房長官、米国抗議デモで日本企業に被害

菅義偉官房長官は2日、米国で起きている人種差別への大規模な抗議デモについて「動向、推移や日本への影響等に高い関心を持って注視している」とした上で「一部の日本企業に被害が生じているとの報告を受けている」と述べた。時事通信が伝えた。
この記事をSputnikで読む

菅氏は「在米日本大使館および各総領事館で引き続き緊張感を持って関連情報の収集を行い、邦人、日本企業の安全確保に万全を期していきたい」と表明した。

シカゴで発砲相次ぐ 3日間で16人死亡
米国では黒人男性のジョージ・フロイドさん(46)が5月25日にミネアポリスで白人警官に拘束された際に首を膝で押さえ付けられて死亡した事件を受け、抗議デモや暴動が起こった。警官は解雇され、逮捕された。拘束の様子を捉えた動画はネット上で拡散された。

ミネアポリスで始まった抗議デモは全米各地に広がった。

ドナルド・トランプ米大統領は1日、抗議デモ隊による暴力を「平和的抗議ではなく国内テロだ」と非難した。

関連ニュース

コメント