新型コロナウイルス

ロスアトム社、ユニークなコロナウイルス治療法を開発

ロシア国営原子力企業「ロスアトム」の研究機関である「レイプンスキー物理エネルギー研究所」の専門家が、紫外線で肺を消毒するというユニークなコロナウイルス感染症治療法を開発した。同研究所所長が「ストラナー・ロスアトム」新聞のインタビューで明かした。
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ごく最近まで紫外線による体内の消毒は不可能だったが、同研究所専門家はそれを可能にする方法を生み出すことができた。

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現在、研究チームは、吸入時に活性を保ち、肺で直接紫外線を放出する分子とガス成分の選択を行っている。また所長は、この方法はCOVID-19 だけではなく結核や腫瘍、他の疾患の治療にも役立つと期待している。

5月30日、ロシアでは初のコロナウイルス治療薬として「アビファビル」が保健省の承認を受けた。「アビファビル」は商品名で、国際的には「ファビピラビル」として知られている。

同じ日に「ベクトル」社はコロナウイルスワクチンの開発に成功したと発表。同ワクチンは経鼻タイプになる。6月末には臨床試験を開始し、9月に終了する予定。


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