日本 改正道路交通法が成立 あおり運転に5年以下の懲役 高齢運転者対策も

日本では、あおり運転の厳罰化や、交通違反歴のある75歳以上のドライバーに対して実車試験を導入する改正道路交通法が2日、衆議院本会議で可決、成立した。ジャパンタイムズが報じている。
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今回成立された改正道路交通法では、対象車を尾行し、その通行を妨害したり、クラクションをならしたり、急ブレーキをかけたりする行為をあおり運転と規定。こうした行為に対し、最高で5年以下の懲役、または100万円以下の罰金が科される。また、あおり運転の違反1回で免許取り消しとなる。

高齢運転者を対象とした新たな規定では、信号無視やスピード違反など、一定の違反歴がある75歳以上のドライバーに対して、免許の更新時に運転技能検査、認知機能を確認する試験が義務づけられた。運転技能検査は繰り返し受験が可能だが、不合格になった場合、更新は認められない。

さらに高齢者ドライバー対策として、自動ブレーキなどの機能を備えた「安全サポート車」に限って運転できる限定免許も創設された。

あおり運転の厳罰化は今月末から、高齢ドライバー対策の措置は2022年6月までに施行される。

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