ロシアの研究者 ヨーグルト状態の新型コロナ用ワクチンを開発

ロシアの研究者らが一見変わった新型コロナ用ワクチンを開発している。このワクチンはヨーグルトのような状態で身体に投与される。ロシア科学アカデミーのウラジーミル・チェホーニン副総裁が明らかにした。
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同氏によれば、このワクチンの開発はサンクトペテルブルクで行われている。

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ロシアの研究者らは、プロバイオティック表面のSタンパク質(新型コロナウイルスはこのたんぱく質を介して身体の細胞に侵入する)の遺伝子操作によって開発を行っている。研究者らによれば、こうした方法によって免疫原性のバクテリアが培養される。 

チェホーニン副総裁は、「このバクテリアは乳酸性製品のような状態で投与することになる」と説明する。

同氏によれば、現在、このワクチンの前臨床試験が行われている。

ロシアでは新型コロナウイルス用ワクチンとして47種が開発されており、そのうち8種がすでに世界保健機関(WHO)に登録されている。

この間、ロシアの研究者らは、新型コロナウイルスに感染することなく研究開発を続けるため、非公式に未承認の新型コロナウイルス用ワクチンの自身への投与を行った。

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