フロリダ州のコーラル・ガブレス市ではフロイドさんの死に抗議した市民50人がすでに逮捕された。その市警が抗議市民へ連帯の意を表し、片膝をついた。このポーズをとることで警察官らは、警察官に膝で喉を絞められ、殺されたフロイドさんの死を共に悼んだ。
ニューヨークのクイーンズ地区の警察官らも同じ行動をとった。抗議市民の列が警察署の前を通り過ぎていく間、警察官らは片膝をついたまま、動かなかった。
なぜ片膝なのか?
ジョージ・フロイドさんの死後、デレク・ショーヴァン元警察官がフロイドさんの喉を膝で締め付けている写真と、アメリカンフットボールのコリン・キャパニック選手がスタジアムで同じように片膝を地面について立つ写真がコラージュされ、ネット上であっという間に拡散した。写真の上には「This… is Why(これが理由だ)」というキャプションが入れられた。