新型コロナウイルス

オランダのミンク農場が新型コロナに汚染 数千匹が殺処分に

オランダ政府は、新型コロナウイルスの感染が確認された国内すべての毛皮獣飼養所のミンクを殺処分すると決定した。国内ではじめてミンクから人間へのコロナウイルスの感染例が確認されたことから、こうした対策が取られることとなった。テレビチャンネルRTLが報じた。
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報道によれば、オランダの毛皮獣飼養所8カ所で新型コロナウイルスの感染が確認され、さらに1カ所で感染が疑われている。2万頭超のミンクが飼育される毛皮獣飼養所が新型コロナウイルスの感染発生源となっている。

オランダ政府は、汚染された農場で飼育されるすべてのミンクにガスによる殺処分を行うことを決定した。

2013年に国内ではこうした農場が禁止されたことから、最後に残ったミンク農場も2024年はじめまでに閉鎖されることになる。

5月にオランダの農業相は、ミンクから人への新型コロナウイルスの感染例が確認されたことを発表した。

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