その驚きのホテルは、首都ハノイ中心部の25階建てホテル「ドルチェ・ハノイ・ゴールデン・レイク」。客室総面積は約5000平方メートル。ホテルのファサードには輝く純金が用いられている。建設には10年の歳月がかかったという。
ホテルには純金めっきのバスルーム、装飾品を備えた客室が342室あり、レストラン、バー、パノラマの屋上プールの天井にも金が施されている。そのため、このホテルの宿泊費は1日250ドル(約2万7000円)から。
建物に金を使用したホテルは、このハノイのホテルが初めてではない。
金を用いた装飾で知られるホテルとして、22金を使用したエレベーターやロビーがあるドバイの「ブルジュ・アル・アラブ」、金の窓が特徴的なラスベガスの「トランプ・インターナショナル・ホテル」、金めっきの壁や天井で有名なアブダビの「エミレーツ・パレス」などが挙げられる。