世界環境デーは、1974年6月5日からスウェーデンのストックホルムで開催された「国連人間環境会議」を記念して、国連総会によって設立された。
オーストラリアでの森林火災や東アフリカで発生した蝗害などの自然災害が相次いだ今年のテーマは「Time For Nature(自然のための時)」。自分自身を大切にするためには、自然を大切にしなければならないと呼びかけた。
国連環境計画(UNEP)事務局のインガー・アンダーセン事務局長は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)にも言及。ロックダウン(都市封鎖)の間、大気汚染は軽減し自然が回復したことで、自然との共生は人間の生活に良い影響もたらすことを示した。今こそ環境保護を強化し、より良い環境を取り戻す時であると述べた。