ドイツが米国に警告 米国産ガスへのペナルティーも辞さず

米国が「ノルド・ストリーム2」に対する圧力を止めなければ、ドイツは米国産ガスにペナルティーを課す恐れがある。ドイツ連邦議会エネルギー委員会クラウス・エルンスト委員長が通信社スプートニクに明らかにした。
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エルンスト氏は、米国の「ノルド・ストリーム2」に対する行為は、ドイツの主権に対する侵害だと表明した。「この問題での米国の行為は友好的とは言えず、それはドイツと欧州連合(EU)の主権に対する侵害だ」。

トランプ大統領とメルケル首相、「ノルドストリーム2」が原因で論争
米上院は、「ノルド・ストリーム2」建設の関連船舶にサービスを行う保険会社に対する制裁法案を可決している。

ドイツの経済エネルギー省報道官もこの問題に関連し、ドイツ政府は米国の行動を注視していることを明らかにした。

「ノルド・ストリーム2」に対する制裁

2019末に米国は国防予算を採択。この予算には「ノルド・ストリーム2」の実現に関与する企業に対する規制も含まれる。ガスパイプラインの敷設を行っていたスイス企業Allseasは作業を停止した。

ドイツはドイツの内政に対する米国の干渉だと制裁を批判した。また、アンゲラ・メルケル首相も制裁を断固非難したため、独ビルト紙はこれを「宣戦布告」と呼んだ。

5月20日、ドイツは、同国領内で今後20年にわたり「ノルド・ストリーム2」にEUガス要件の制限を免除することを明らかにしている。

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