黒人の血を引いた詩人プーシキンに米国の抗議活動参加者らが驚愕

全米では人種差別の抗議活動を通し、ロシアの代表的詩人アレクサンドル・プーシキンもまた解放されたアフリカ人奴隷の血を引いていることが知られ、抗議活動参加者らの間で驚きとともに共感を呼んでいる。
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全米では人種差別と警察による横暴に抗議する活動が広まっている。6日のワシントン州では奴隷制を廃止したリンカーン大統領のモニュメント前に数千人が集まって抗議活動を行った。

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その後、抗議活動の参加者らはホワイトハウスの方角に進み、その一部はプーシキン像の前に差し掛かった。プーシキン像は20年前にジョージ・ワシントン大学協力のもと設置されたもので、公式には大学の施設内に置かれている。

6月6日はプーシキンの生誕221周年にあたることから、アナトリー・アントノフ駐米ロシア大使が献花を行った。関心を覚えた抗議活動参加者らはプーシキン像の歴史について英語で記された説明文を読み、詩人もまたアフリカの血を引き、決闘で殺害された歴史に触れた。

警察らに拘束された際に死亡したジョージ・フロイドさんと詩人の運命が重なって見えたようだった。

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