6月12日から予定される演習では、空母艦載機パイロットの技能検査が実施される。技能検査後、同艦船は海上巡視で長期航海に向かうが、その前に演習が実施される。
通常、同空母は4月から10月にかけて航海を行い、その際には東アジア各国の港に寄港し、同盟国との軍事演習を実施する。ニューヨーク・タイムズ紙によれば、今年の航海は、同空母の船員16人が新型コロナウイルスに感染したことから延期されていた。
船員に対しては、すべての寄港は中止となり、上陸は禁止される予定であると伝えられている。
米国の星条旗新聞によれば、空母は甲板着艦技術の改良に関する演習のために5月4日に母港の横須賀を出港したが、新型コロナウイルス感染予防の検疫から船員の一部は基地に残ることとなった。
関連ニュース