研究者らが地上でもっとも大気がきれいな場所を発見

米国とオーストラリアの研究者グループが、南極海水域で船舶による学術探査を行い、人類の活動による汚染が進んでいない地上の数少ない地点の1つを発見した。CNNが報じた。
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研究者らは、地上でもっともきれいな大気は、おそらく南極海にのみ存在すると予想し、タスマニアから船舶で北極圏の氷帯を目指した。途中、研究者らは空気のサンプルを収集し、仮説の検証を行った。

南極大陸を取り巻く太平洋や大西洋、インド洋の海上では、地上でもっともきれいな大気が確認された。研究者の1人であるトーマス・ヒル氏は、南極大陸は南部大陸の微生物の拡大から隔離されたと予想した。

研究成果は『米国科学アカデミー紀要』誌に発表された。

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