黒人を支援する平和的なデモ行進が日本で予定

6月14日に東京でスローガン「ブラック・ライブズ・マター」を掲げた黒人を支援する平和的なデモ行進が予定されている。同行動を呼びかける団体がサイトで発表した。
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発表では、行動は代々木公園イベント広場界隈でスタートする。主催団体は、新型コロナウイルスを感染させるリスクがある場合、行動には参加しないよう要請している。また、感染の疑いが生じた場合、行動参加後に2週間の自己隔離を実施するよう呼びかけている。

主催者はこの行動の目的を日本での黒人に関する理解を変えることと位置付けており、サイトでは、「日本に根強く現存する黒人やマイノリティーに対する偏見は間違いであり、時代遅れです」と強調している。

全米で抗議デモ ミネアポリスの黒人男性死亡事件

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米ミネソタ州ミネアポリスで5月25日、アフリカ系米国人のジョージ・フロイドさんが偽造紙幣を使用した疑いで拘束された。手錠をかけられたフロイドさんが、白人警察官らによって道路に押さえつけられる様子をとらえた動画がインターネットに投稿されて以来、ミネソタ州をはじめとする米国のいくつかの州で先週、大規模な抗議活動と暴動が始まった。

現場に駆けつけた警察官の1人はフロイドさんの首を膝で押さえつけ、息ができないというフロイドさんの懇願を無視。フロイドさんは運ばれた市内の病院でまもなく死亡した。

翌26日には現場の警官4人全員が免職され、うち1人は過失致死罪で身柄を拘束された。

米連邦政府と地方当局は、早急のデモ隊鎮圧と警察支援のため州兵を派遣。米全土40以上の都市で外出禁止令が発令された。報道によると、抗議活動中に4100人が拘束された。

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