新型コロナウイルス

4月の国境閉鎖の際に3000人超のロシア人が出国

新型コロナウイルスのパンデミックによる4月の国境閉鎖の際、3000人超のロシア人が外国に出国した。ロシアの「RBCインフォメーションシステム」が入手した外国の統計から報じた。
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韓国観光公社の情報によれば、4月に韓国にはロシア国籍の1223人が入国した。そのうち128人は観光目的で、4人が仕事、1人は公的訪問、残り1090人の訪韓目的は「その他」とされた。

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また、トルコにロシア人922人、ブルガリアに625人、セルビアに190人、米国に129人、インドネシアに129人が訪れている。 

他にも4月にロシア人が訪れた国としては、フィンランドやスイス、オーストリア、香港、台湾が上げられる。

チケット予約サービス「VIPサービス」代表によれば、二重国籍を持つものや外国に居住を構えるものはロシアから出国が可能だったという。

ロシアは3月27日より国際航空便の運航を停止し、3月30日からは地上の国境を閉鎖。外国への出国はいくつかの限定的カテゴリーの市民のみとされた。

モスクワ市民に対する自己隔離態勢、散歩を認める日程の割り振り、移動するための電子通行証制度が撤廃された。また、ロシアのミシュスチン首相は9日、外国で暮らす病気の家族の世話ならびに仕事や留学のためのロシア人の出国及び外国人のロシアへの入国に関する一連の制限を撤廃する指示書に署名した。

4月の国境閉鎖の際に3000人超のロシア人が出国

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