フロイドさんと殺害容疑者は以前にいざこざ マスコミ報道

先日、米ミネアポリスで殺害されたジョージ・フロイドさんと殺害容疑者のデレク・ショーヴィンは、同じナイトクラブ「ヌエヴォ・ロデオ」で勤務していた際にいざこざを起こしていたことが、元同僚のデビッド・ピンニー氏の証言で明らかになった。ピニー氏に取材したCBSテレビが報じた。
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以前、クラブのオーナーのマヤ・サンタマリア氏はフロイドさんとショーヴィン容疑者は同時期に働いていたことを明らかにしている。サンタマリア氏は、ふたりは交際はなかったが、勤務時間は時折重なることがあったと証言していた。

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今回CBSに語ったピンニー氏によれば、ショーヴィン容疑者がクラブの客の数人に対し、過度に攻撃的な態度に出たために、フロイドさんとは正面衝突する場面があった。

CBSニュースの調査によれば、フロイドさんの遺族は5月25日にフロイドさんの死亡事件は部分的にはショーヴィン容疑者の個人的な態度に関連していると考えている。遺族の弁護士は、ショーヴィン容疑者はフロイドさんが何者かを知っていたとみており、計画的殺害の罪でショーヴィン容疑者を起訴するよう呼び掛けた。

CBSがピンニー氏に、ショーヴィン容疑者がフロイドさんを知らなかった可能性はないかと尋ねると、ピンニー氏はそれを否定し、「いや、それはない。あいつは彼を知っていた…。それもかなりよく知っていたと思う」と答えている。

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米ミネソタ州ミネアポリスで5月25日、アフリカ系米国人のジョージ・フロイドさんが偽造紙幣を使用した疑いで拘束された。手錠をかけられたフロイドさんが、白人警察官らによって道路に押さえつけられる様子をとらえた動画がインターネットに投稿されて以来、ミネソタ州をはじめとする米国のいくつかの州で先週、大規模な抗議活動と暴動が始まった。

現場に駆けつけた警察官の1人はフロイドさんの首を膝で押さえつけ、息ができないというフロイドさんの懇願を無視。フロイドさんは運ばれた市内の病院でまもなく死亡した

翌26日には現場の警官4人全員が免職され、うち1人は過失致死罪で身柄を拘束された。

米連邦政府と地方当局は、早急のデモ隊鎮圧と警察支援のため州兵を派遣。米全土40以上の都市で外出禁止令が発令された。

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