原油価格が約3%下落 需要回復への懸念で

米原油在庫の増加による燃料需要の回復ペースへの懸念を受け、原油価格は11日、約3%下落している。
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日本時間13時44分の時点で、北海ブレント原油先物8月限の価格は2.71%安の1バレル=40.61ドル。

WTI原油先物7月限の価格は3.18%安の1バレル=38.34ドル。

6月5日までの1週間の米商用原油在庫(戦略備蓄除く)は、570万バレル増の約5億3806万5000バレルで、2017年3月以来の最高水準を更新した。

オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)のアナリストは「最近の原油価格の上昇は止まった。原油在庫の増加は回復への道が容易ではないことを示した」と指摘している。ロイター通信が報じた。

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