小売店舗の閉鎖に関しては、長期に渡り大きな成果を得られていないところが対象となるが、これら店舗の多くはZaraではない。これと並行してInditex社は、新たに「最新技術で設備」された450店舗をオープンする予定だ。
これらの計画は2020年か2022年にかけて実現される見通し。結果的に、Inditex社は自社の取引ネットワークを現在の7412店舗から6700~6900店舗に縮小させる。
Inditex社は通信販売を発展させる計画であること明らかにしている。2019年の秋、通信販売は同社利益の19%を占めており、2022年に向けこれを最大25%まで引き上げる計画。
Inditex社は、さまざまな時期に新型コロナウイルスの影響から各国の約6500店舗を閉鎖し、そのうち約1500店舗は現在でも再開していない。
Inditex社の2020年2月から4月の売上高は前年同期比で44%減少し、33億ユーロ(約4011億円)となった。一方、通信販売では四半期の売上を前年同期比で50%伸ばし、4月に関して95%に達していた。
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