スウェーデンの検察は、デザイナーのスティグ・エングストロム容疑者による犯行だったと断定した。なおピーターソン氏は、容疑者はすでに死亡しているため起訴はせず、捜査を打ち切ったと発表した。ロイター通信が報じた。またピー
ターソン氏によると、凶器となった拳銃は見つかっていない。犯行現場で見つかった弾は、特定の拳銃と結びつけることができなかった。
エングストロム容疑者を疑う主な根拠となったのは、目撃者の証言だった。
警察はエングストロム容疑者に事情聴取を行っていたが、その証言は支離滅裂で、事件当日の行動を正確に説明することができなかった。エングストロム容疑者は2000年に自殺した。
社会民主党の党首だったオロフ・パルメ元首相は1986年2月28日にストックホルムで射殺された。夫人と連れだって映画を観に行った帰りで、ボディーガードはいなかった。
関連ニュース